
後期高齢化が進むなか、介護施設の需要が増えています。介護施設では、スタッフのほとんどがシフト勤務です。しかし、人材不足などの理由により、シフトも組みにくいという声がよくあります。
一方で、シフトを上手く活用し働きやすい環境を整えれば、人材確保にも繋がるかもしれません。上手く活用するためにも、担当者の方は介護施設におけるシフト勤務の特徴を知っておきましょう。
目次
介護施設のシフト勤務とは
入居者がいる介護施設でのシフト勤務も、他業種と同じように変則的な働き方です。施設を利用する方のなかには、入居される方もいるため、24時間のサポートが必要になります。常に人手が必要となるため、スタッフは日勤と夜勤に分かれて勤務することが一般的です。
シフトは介護施設によって違う
勤務時間やシフトの組み方は、介護施設によって違います。介護施設には、大きく分けて2種類が存在し、それぞれに適した人員の配置があるためです。
入居型の施設では、24時間のサポートが必須となるため、おもに日勤と夜勤に分けてシフトが作成されます。
対して、通所型または訪問型では、日中のみサービスを提供している場合が多いため、日勤のみがほとんどです。シフト勤務の場合は、少しだけ勤務時間をずらす形で組まれます。
2交代制の場合
日勤と夜勤に分かれて働く、比較的シンプルなシフトです。少ない人員でも業務を行うことができ、介護施設ではよく取り入れられています。一方で、長時間労働が発生しやすいことがデメリットです。なお、長時間労働を行った場合、翌日に法定休日を設けることで、調整されています。
3交代制の場合
早番と遅番、および夜勤など、3つの勤務時間に分かれるシフトです。勤務が細かく分かれているため、長時間労働になりにくく、スタッフに合わせてシフトを調整できます。ただし、3つに班を分けるため、それなりの人員が必要です。加えて、勤務時間帯の偏りに気を付けないと、不公平感を抱くスタッフもいます。
介護職における夜勤の特徴
介護施設や病院などの夜勤については、他業種と異なり少し特殊です。通常の業務だけでなく、急な病気やイレギュラーを想定してシフトが組まれます。あらゆる状況に臨機応変に対応するため、勤務時間についても考慮されているようです。介護施設の夜勤では、一般的に2つの勤務時間が設定されています。
8時間勤務
おもに3交代制シフトで見受けられることが多い勤務時間です。労働時間は、法定労働時間の8時間であるため、長時間勤務と比べ、スタッフの負担が少なく済みます。
一方で、月単位で見ると、夜勤の回数が多くなりがちなことがデメリットです。生活リズムも乱れやすくなるため、スタッフの健康にも気を付ける必要があります。夜勤の間隔やシフトチェンジのタイミングなどは注意しましょう。
16時間勤務
おもに2交代制シフトなどで見られる勤務時間です。一般的には、夕方頃から勤務がスタートし、休憩を2時間ほどはさみ、翌日の昼前に退社という勤務が多く見受けられます。1回の労働時間は長いですが、1ヶ月あたりの夜勤回数が比較的に少なく、スタッフも生活リズムを崩しにくいことがメリットです。
その反面、1回の勤務における負担が大きいことがデメリットだといえます。なかでも、夜が苦手な体質の方、および体内時計が狂いやすい方などは、体調不良を起こしやすいです。特に、疲労が溜まっている業務終了の際などには、スタッフの体調確認などを心掛けるようにしましょう。
介護業界のシフト作成の注意点
今回の記事では介護職のシフトの特徴について紹介しました。
シフト管理で悩む方も多いと思いますが健康面も考慮し働きやすい環境づくりを検討しましょう。
また介護業界のシフト作成にはコツや注意点があることを知っていますか?
下の記事では介護業界におけるシフト作成のコツや注意点について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
介護施設でのシフト作成とは?作成時に気を付けるべきポイント
働きやすい環境を整えるにはスタッフの心身のケアが大切
このようにシフト勤務は、より良く活用できれば、自由な働き方ができ、人材の確保に繋がるなど、メリットも多いものです。
健康面を考慮したシフト管理はもちろんのこと、福利厚生なども充実させると、より効果が見込めます。働きやすい環境を整え、人員不足の解消を目指しましょう。そのためには、スタッフに対する心身のケアも大切です。
なお、シーライヴ株式会社では、介護施設向けの自動シフト作成システムを提供しています。AIが自動でシフトを作成してくれるため、シフト作成者の労力を軽くできます。興味がある方は、自動シフト作成システムの導入を検討してみるとよいでしょう。


